2010年07月30日
ただいま稽古中!井田安寿
あーるこ♪です。
開幕が明日となった「LOVE OF SEVEN DOLLS 七つの人形の恋物語」。
出演者たちの“声”をお届けしていきます
今回は、ローラ役を演じる、井田安寿の登場です。

スパイとして暗躍する女、ローラ。
全員が善に向かっていくお話しの中で、たった一人、悪に向かい悪で終わる女を演じるのは、とても孤独で、辛いことです。
どう演じればいいのかわからず、2008年初演時はとても苦しみました。
演出チームからのアドバイスは一言…
「ローラは時代」。
禅問答のように感じました。
「時代…?時代って…どう演じるの???」と悩みは深まるばかり。
音楽座ミュージカルでは基本的にその人そのものに適した役を与えるとよく言われます。
そこで、では私が悪い人間だからローラ役なのかと悩んだ私。
これは今となっては笑い話。役者として完全にへなちょこです。
こんな風に、2008年公演時には、やりきれない部分があったり、変なこだわりがあったりしました。
でもそのあと、「泣かないで」でマリ子、思いっきり善の人を演じてみて、「役者っていうのは、善を演じることもあれば、悪を演じることもある!」と気付けた。
だから、マリ子を演じているときに考えていたのは、ローラ(悪)では思いっ切り悪をやろうということ。
闇が存在するからこそ、光が存在するのだから。
さて今回はほとんどダメ出しがないまま稽古場を離れました。
そうしたら劇場入りした日に言われた言葉が…
「もっと悪魔に」。
はい(笑)
喜んで。
ローラはそう!
どこまでも全力で悪魔。
「けたたましく笑う」というト書きがローラには沢山あります。
善悪ではなく、どこまでも逞しく戦争の中を生き抜いていくローラを演じきりたいと思います。
そして今回ローラを演じる上での救いは「七つの願い」という曲で、存在として踊れること。
大好きな曲です。
これによって私自身も浄化されます。
ローラが「憎しみ」という曲を歌った数分後のダンスシーン。
(私は早替えしてます)
この美しいシーンも重ねて楽しみにして頂けたら嬉しいです。
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